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株式会社 TADS建築設計事務所は、東京・三鷹を拠点に戸建て住宅やマンション、アパートなどの集合住宅の設計及び現場監理、リフォーム、リノベーション、用途変更、および店舗などのインテリアデザインを行う設計事務所です。

これまでの建築家は、建物を芸術品のように考え、建築主はあまり意見が言えるようなイメージではなかったと思います。
しかし、実は建物の設計を依頼するということは、例えるならフルオーダーでスーツを作ることによく似ていると私は思います。よいテーラーを探し、好みの生地スタイルを選び、最後にはボタンの種類など細部にわたって決め、理想の形に 仕上げます。建築家やテーラーの存在意義はその経緯において、お客様のイメージや要望に対して、どれだけプロとしての提案ができるかにあるかと思います。お客様のイメージしているものを実現することはもちろんのこと、より満足いただける物が作れるよう、プロの経験を生かして様々なアイディアやプランを提供していきます。建物を設計するにあたり、建築主のいくつかの要望を取り入れ、さらにどれだけ新しい提案ができるか、また、建て主様に信頼されるよう日々活動しています。

建築業界は、スクラップアンドビルド（建てては壊す）の時代から、ストック時代（建築を改修し再生）の時代になっています。
いままでの単に古い建物を壊し新しい建物を建てるという時代は終わり、欧米のように古い建物を活用し新たな付加価値を付け再生させることを行い、環境問題にも配慮することがとても大切です。
建築家として、リフォーム、リニューアル、リノベーション、コンバージョンなど単にきれいにリフォーム（改修）するだけではなく、将来を踏まえたストック（資産）としての建築物になるよう建物を計画し、特に不動産賃貸物件などでは、空室を無くす為にある特定の顧客をターゲットとしたリフォームリノベーションを行い、付加価値をつけ、新たな顧客を確保することが必要だと考えています。